兵庫・江井ヶ嶋酒造のクラフト魂が結実した限定シングルモルト「QUARTET(カルテット)」。
クリームシェリー、ポートワイン、バーボン、スパニッシュブランデーという4種の個性豊かな樽を使用し、それぞれの持ち味が織りなす複層的なアロマと味わいは、まさに“樽の四重奏”とも言えるハーモニーを奏でます。
香りと味わいの世界
香り:フルーツバスケットを想わせる、瑞々しく甘やかなトップノート。オレンジ、バナナ、洋梨、青リンゴ、さくらんぼ、イチゴといった多彩な果実の香りに加え、蜂蜜やバニラクリーム、ミント、ナッツのアクセントが絶妙に重なり合います。
味わい:フレッシュでみずみずしい甘みを基調に、軽やかな酸味が心地よく調和。果実とナッツのタルトを思わせる豊かで穏やかな味わいは、スイートで奥行きのある余韻へと続きます。
甘酸っぱく、まるでクラシック音楽のような調和のとれたフィニッシュを体験できます。
江井ヶ嶋酒造の歴史と情熱
兵庫県明石市に拠点を構える江井ヶ嶋酒造は、1888年創業、130年以上にわたり多彩な酒類を手がける老舗総合酒類メーカーです。社訓に掲げる「誠実」の精神のもと、清酒、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ワインなど幅広いジャンルで時代に応じた名品を生み出し続けてきました。
江戸から受け継がれる酒づくりの土地「西灘」
江井ヶ嶋がある明石市西部の海沿いは、江戸時代から「西灘」と呼ばれる酒造りの名所。良質な湧き水と肥沃な土壌に恵まれ、酒造文化が自然と根付いた土地です。この地でト部兵吉が立ち上げた江井ヶ嶋酒造は、後に「日本魂」「百合正宗」「神鷹」などの名銘柄を生み出し、清酒業界の近代化にも大きな貢献を果たしてきました。
7つの木造蔵に込めたクラフト精神
創業当初に建てられた7つの木造蔵はいずれも現役。蔵ごとに役割を担い、湿度と温度の安定を保ちながら発酵や貯蔵を支えています。これらの伝統構造が、繊細でブレがなく、深みのある酒質の礎となっています。
蒸留への情熱と技術の継承
江井ヶ嶋酒造は清酒だけにとどまらず、大正期には焼酎・ワイン・ブランデーにも進出。昭和には自社蒸留によるホワイトオークウイスキーやシャルマンブランデーを開発し、さらには現在のウイスキー蒸留所を1984年に本社横に新設。最新の設備と熟練の技術でクラフトスピリッツの革新に挑み続けています。
製品概要
商品名:シングルモルト江井ヶ嶋 QUARTET(カルテット)
タイプ:シングルモルトウイスキー
アルコール度数:55度
容量:500ml
樽構成:クリームシェリー樽、ポートワイン樽、バーボン樽、スパニッシュブランデー樽
香り:オレンジ、バナナ、洋梨、青リンゴ、イチゴ、蜂蜜、バニラ、ミント、ナッツ
味わい:甘酸っぱい果実味と軽やかな酸味、優しい樽のニュアンス
ウイスキーにおける“カルテット”という名の響き。
それは、1本のグラスの中で奏でられる4つの樽の交響曲──
クラフトの粋と伝統が融合した、江井ヶ嶋ならではのシングルモルトをぜひご堪能ください🥃✨