世界が注目する新たな頂点
台湾のプレミアムウイスキーブランド「カバラン」が送り出す最新作『カバラン宜蘭（イーラン）シングルモルトウイスキー』は、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション（TWSC 2025）にて最高金賞を受賞した、世界的評価を受けた一本です。台湾での商品名は「蘭」ですが、日本市場では「宜蘭（イーラン）」として数量限定600本のみ入荷。世界中のウイスキー愛好家が熱視線を送る、極めて希少性の高いリリースです。
主な輸出先はヨーロッパ、アメリカ、韓国、東南アジアとグローバルで展開されており、アジアを代表するシングルモルトとして国際的な存在感を放っています。
特徴と味わいの魅力
カバラン宜蘭の大きな魅力は、複数の樽を巧みに組み合わせた多層的な香味構造にあります。
• バーボン樽の爽やかなバニラとココナッツのニュアンス
• ポート樽由来のナッツのようなフローラルアロマ
• STR技術によって再生されたヴィーニョ樽からのキャラメルと完熟果実の甘み
これらが重なり合うことで、甘やかでありながらも軽やかなエレガンスを持つ味わいが表現されています。
テイスティングノート
【香り】爽やかなバニラ、キャラメル、完熟したドライフルーツ、ナッツ、花の蜜を思わせるフローラルなアロマ。
【味わい】滑らかな口当たりとともに、ポート樽由来の凝縮感ある甘みが広がる。キャラメル、トフィー、ベリーのような果実味とナッツのコクが層をなし、奥行きのあるフレーバーが続く。
【余韻】ウッディなニュアンスが心地よく残り、ナッツとフルーツが交差するような複雑で洗練された余韻が長く続く。
カバランとSTRテクノロジーについて
カバラン蒸留所を擁する金車グループは、世界で初めて「STR（Shaving, Toasting, Re-Charring）技術」を開発・実用化したことで知られています。この革新的な樽再生技術は、赤ワイン樽を最適な状態へと仕立て直すことで、濃厚なフルーツ香やバニラの甘みを最大限に引き出し、短期間でありながら長期熟成ウイスキーのような複雑な味わいを生み出します。
台湾の亜熱帯気候による急速な熟成も手伝い、カバランの原酒は非常にリッチで印象的。今回の「宜蘭」もその技術と風土が見事に融合した、現代のウイスキー造りの到達点といえるでしょう。
まとめ：コレクター必携の新時代モルト
カバラン宜蘭シングルモルトウイスキーは、
• 国際コンペで最高金賞を受賞した実績
• STR技術により実現した多層的でエレガントな味わい
• 日本市場では600本のみという希少性を兼ね備えた、アジア発のウイスキーです。バニラの清涼感、ポート樽の芳醇さ、ヴィーニョ樽のフルーツの甘みが重なり合い、飲むたびに新たな表情を見せてくれる珠玉の1本。コレクションはもちろん、特別なシーンの一本としても最適です。
