力強くも繊細な“アリゲーターの魂”を宿す王道バーボン ワイルドターキー 101

力強くも繊細な“アリゲーターの魂”を宿す王道バーボン ワイルドターキー 101

― 伝統を貫く101プルーフの真髄 ―

バーボンウイスキーの中でも圧倒的な存在感を誇るブランド、ワイルドターキー。その中核を担うボトルが、アルコール度数50.5%=101プルーフで仕上げられた「ワイルドターキー 101」です。
この数字“101”は単なる強さを示すものではありません。8年熟成というバーボンとしては長期に渡る熟成、アリゲーターチャー(No.4チャー)と呼ばれる樽の内側の強い焦がし、そして創業者の狩猟仲間の間で生まれた「ワイルドターキー」という名前の由来までもが、このボトルに詰まっています。

伝統と革新が織りなす味わいの系譜

ワイルドターキーの原点は、1855年創業のオースティン・ニコルズ社。コーヒーや紅茶の卸業から酒類へと展開し、やがてケンタッキー州のリッピー蒸留所のバーボンをボトリング・販売するようになります。
そして1940年、同社の社長が101プルーフのバーボンを七面鳥狩りに持参。仲間たちにふるまったところ、「あのワイルドターキー(野生の七面鳥)の時のバーボンをもう一度!」と評判となり、それがブランド名となりました。
以後、50.5%という高いアルコール度数ながらも、驚くほど滑らかで繊細な味わいを特徴とし、アメリカ本国ではこの「101」が今も主力ボトルとして君臨しています。

テイスティングノート

色:深い琥珀色(アリゲーターチャーによる)
香り:バニラ、キャラメル、トーストしたオークの温かみのあるアロマ
味わい:フルボディで、ハチミツ、オレンジピール、焦がしキャラメル、スパイスが複雑に絡み合う
フィニッシュ:リッチで長く続く。バーボンならではの甘さとウッディな渋みが心地よく残る

ワイルドターキーの象徴 “アリゲーターチャー”

ワイルドターキーでは、熟成に使用するアメリカンホワイトオーク樽の内側を「No.4チャー(アリゲーターチャー)」まで焦がします。これは木の内側がワニの肌のようにパリパリに炭化する状態で、これによって深くリッチな色味と、重層的な香ばしさが引き出されます。
この工程はすべてのバーボンで標準というわけではなく、ワイルドターキーらしさ=深みとコクを際立たせる象徴でもあります。

ストレートでもロックでも、変わらぬ力強さ

アルコール度数50.5%というハイプルーフながらも、口当たりは驚くほどスムース。ストレートで力強さを楽しむもよし、ロックでまろやかに飲み進めるもよし。ハイボールにしてもスパイスの芯が残り、バーボンの骨格を存分に味わえます。

“野性と洗練”が共存する一本

かつて粗野なイメージを持たれていたバーボンに、品格あるスタイルを与えた「ワイルドターキー 101」は、今もなお変わらぬ製法と伝統を守り抜いています。その名の通り、野性味あふれる力強さを持ちながら、深くバランスの取れた味わいを備えるこの一本は、初心者からバーボン通まで魅了し続ける王道です。
アメリカが誇るクラフトマンシップの粋、ワイルドターキー101。
その真価は、ひと口飲めばすぐに分かります🥃✨





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