― コエドビールとの樽交換が生んだ、唯一無二のコラボウイスキー ―
アイルランド南部のクロナキルティと、埼玉・川越のクラフトビールブランド「コエドブルワリー」。
異なる文化を持つ二つのクラフト蒸溜所・醸造所が、それぞれの技術と情熱を結集させ、一本のウイスキーに結晶させました。
それが**「クロナキルティ シングルポットスチル コエドカスク」**です。
このボトルは、2023年にコエドブルワリーがクロナキルティのバーボンカスクで仕込んだ限定ビール「AfterNine」の完成後、使用済みのウイスキー樽をアイルランドへ戻し、そこにシングルポットスチルウイスキーを詰めて1年間追熟させた、まさに“往復する熟成”という特別なプロセスから誕生した逸品です。
テイスティングノート
香り:日本らしいさつまいもの甘くやさしいニュアンスに、洋ナシやリンゴを思わせる果樹園のフルーツアロマが重なる、ユニークかつ心地よい香り立ち。
味わい:バニラとキャラメルの柔らかな甘みをベースに、青リンゴのような爽やかな果実味、そして余韻にかすかにリコリス(甘草)のスパイシーさが広がる。
フィニッシュ:軽やかで洗練された余韻。日本の素材とアイリッシュの伝統が見事に融合した印象的な味わい。
クロナキルティ蒸溜所について
アイルランド・コーク州南部の海沿いに位置するクロナキルティ蒸溜所は、2018年創業と比較的新しいながらも、すでに世界中の品評会で高く評価されるクラフトディスティラリーです。
• 自社農園で大麦を育てる
• 伝統的な3回蒸留によるクリーンで繊細な味わい
• バーボン、シェリー、ワイン、そしてビール樽など多彩な熟成
• ワールドウイスキーアワードでは「Best Irish New Make」を受賞
など、その品質とクラフトマンシップは、設立間もないながらすでに多くのファンを魅了しています。
“越境するクラフト精神”の結晶
「AfterNine」というコエドブルワリーの限定ビールの仕込みに使われたクロナキルティのウイスキー樽は、数カ月にわたりさつまいもアンバーエールの個性を吸収。その後アイルランドに戻され、クロナキルティのシングルポットスチルをさらに熟成させる器となりました。
結果生まれたのは、さつまいもの芳ばしさ、ビール由来のうまみ、そしてアイリッシュらしい優雅な香味が絶妙に調和した、他にはないクラフトウイスキー。
日本とアイルランド、クラフトの魂が響き合う
伝統と革新、土地の恵みと職人技が重なり合い、国境を越えて生まれた特別なコラボレーションボトル。
「コエドカスク」は単なる限定リリースではなく、クラフト文化そのものの“対話と進化”を象徴するウイスキーです。
数量限定のこの一本、ぜひその希少なストーリーと味わいを、グラスの中でじっくりとお楽しみください🥃✨