アイルランド伝統の味を現代に
「バスカー シングルポットスチル アイリッシュウイスキー」は、アイルランド特有の製法であるシングルポットスチル製法により造られた、芳醇で温かみのある逸品です。モルト(大麦麦芽)と未発芽の大麦を原料に、ポットスチルで3回蒸溜。その手間と技術が、他にない複雑で奥深い味わいを生み出します。
ブレンデッド原酒の主役が、ついに主役に
このウイスキーは、バスカーのブレンデッドウイスキーを構成する主要原酒のひとつシングルポットスチルに焦点を当てた限定的なリリース。熟成にはバーボン樽とシェリー樽をバランスよく使用し、甘味とスパイシーさが見事に調和する設計。
アルコール度数44.3%という絶妙な強さでボトリングされており、華やかさと力強さが共存する仕上がりです。
テイスティングノート
色合い:バーニッシュコッパー(赤みを帯びた銅色)
香り:香水のように華やかでフローラル。蜜に包まれた花々のアロマに加え、ハチミツ、オーク、ファッジ、クローブのスパイシーさが複雑に広がります。
味わい:トフィやバニラの柔らかな甘みに、ブラックペッパーがピリリとアクセントを添える。後半にかけてスパイスが効いた温かみあるフィニッシュへと続きます。
蒸溜の舞台:ロイヤルオーク蒸溜所
2016年にアイルランド・カーロウで創業したロイヤルオーク蒸溜所は、アイルランド唯一の「シングルモルト」「シングルポットスチル」「シングルグレーン」の3種全てを生産可能な蒸溜所。
クラシックな伝統製法と革新的な技術が融合するこの蒸溜所では、バーボン樽、シェリー樽、そしてイタリア・シチリア島の老舗ブランドフローリオのマルサラワイン樽を使用した贅沢な熟成が特徴です。
ブレンドの名手、ジョン・ラムゼイの手腕
ブレンドを手がけたのは、ウイスキー殿堂入りを果たした伝説的マスターブレンダー、ジョン・ラムゼイ氏。
かつてエドリントン社で名作を次々と世に送り出してきた彼の手によって、シングルポットスチルの豊かな個性が最大限に引き出されています。
受賞歴と注目度
2020年に誕生したばかりのブランドながら、世界中の注目を集めるバスカー。
そのブレンデッドウイスキーは、ワインエンスージアスト誌の2021年アワードにて、数々の名門を押さえ**「アイリッシュブレンド部門 ベスト・バイ」**を受賞。
シングルポットスチルもその名にふさわしい、実力派の一本です。
飲み方の提案
ストレートで:アロマとスパイスの奥深さを堪能
トワイスアップで:柔らかい甘みが前面に
軽いハイボールで:フローラルでフレッシュな印象に変化
甘さとスパイスが織りなす、アイルランドの伝統美──
「バスカー シングルポットスチル」は、心に残る温かさと華やかさを兼ね備えた、
現代のウイスキーラヴァーに贈る新しいクラシックです🥃✨