“響く”という名に込めた、調和の精神
サントリーウイスキー「響 JAPANESE HARMONY」は、日本の自然や四季、そして日本人の繊細な感性と職人の技がひとつになった、まさに“調和(ハーモニー)”の結晶です。熟成年数にとらわれず、山崎・白州・知多の3蒸溜所で生まれた多彩な原酒を、伝統と革新のブレンド技術で丹念に重ね、華やかさと奥深さを併せ持つ味わいを実現しています。
ブランドを象徴する24面カットのボトルは、1日を刻む24時間と、季節の移ろいを表す二十四節気をモチーフにし、自然のリズムを体現。墨文字の「響」は書家・荻野丹雪氏が揮毫し、越前和紙のラベルには日本の美意識が丁寧に宿されています。
テイスティングノート
色:琥珀色の輝きが上品に映える
香り:ローズ、ライチ、ほのかなローズマリー、熟成した樽の気配と白檀のような落ち着き
味わい:ハチミツのような優しい甘さに、オレンジピールチョコレートのビターが寄り添う
余韻:ミズナラのニュアンスを含む、繊細で静かに長く続くやさしい余韻
一杯で感じられるのは、華やぎと静謐が共存する“日本らしい美”。
ブレンダーたちの“感性”が織りなす香味のシンフォニー
響は、サントリーの歴代マスターブレンダーによって継承されてきた、調和の美学が息づくブレンドの結晶です。初代・鳥井信治郎、二代目・佐治敬三、そして現在の鳥井信吾へと続くブレンダーの系譜と、現チーフブレンダー・福與伸二の精緻な手腕によって磨かれたその味わいは、単なる技術の積み重ねではありません。
「原酒と会話せよ」という信治郎の教えを胸に、ブレンダーたちは1日300種を超える原酒をテイスティングし、それぞれの熟成の頂点や個性を見極めていきます。ひと樽ごとの香味の違いを繊細に捉え、数値では表せない絶妙なバランスを追い求めるその姿勢は、まさに“感性で描く香味のアート”。日本人ならではの細やかな感受性が紡ぎ出す、唯一無二のハーモニーです。
山崎・白州・知多――三つの個性が奏でるハーモニー
「響」に使われる原酒は、サントリーが誇る三つの蒸溜所で育まれます。
京都・山崎の湿潤な環境で育ったモルトは、雅やかで芳醇。
甲斐駒ヶ岳のふもと、森に囲まれた白州で生まれるモルトは、爽やかで軽快。
伊勢湾に臨む知多蒸溜所のグレーン原酒は、まろやかさと調和を担う存在。
さらに、熟成にはシェリー樽、バーボン樽、ミズナラ樽など多様な樽を使用。原料・樽・環境のあらゆる組み合わせを駆使し、多彩な原酒を育てています。その全てを見極めてブレンドすることで「響」は完成するのです。
時と共に語られる“響”の美
その美しさは、ボトルの装いにも込められています。24面のデキャンタボトルが象徴するのは、時の流れと自然の移ろい。ラベルに使われた越前和紙は、手仕事の温もりと気品を備え、墨書の「響」は力強くも繊細。ボトルネックを飾る“深紫”の帯が、まさに多彩な原酒を束ねるブレンドの象徴です。
世界に響く、日本のウイスキー
「響」は、数々の国際的な賞に輝いてきました。中でも「響30年」は、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で過去最多のトロフィー受賞記録を持ち、世界のウイスキー愛好家からも高い評価を得ています。
それは創業者・鳥井信治郎が夢見た「日本人の感性で、世界に通用するウイスキー」を、現実にした証でもあります。
日本の美を纏い、未来へと響く
「響 JAPANESE HARMONY」は、単なるウイスキーではありません。
それは、日本の精神文化、自然との共生、そして時間を超えた職人の想いが融合した、飲む芸術作品です。
一滴に込められた日本の美――それが、「響」。
このハーモニーを、ぜひあなたの大切なひとときに🥃✨