鹿児島県南さつま市の山あいに位置する 本坊酒造株式会社 の蒸溜所で丁寧に造られる「シングルモルト津貫」。
その2026年リリースとなる 2026 エディション が公式に発表されました。自然豊かな地で生まれる原酒の個性を活かしつつ、多彩な樽熟成を融合したシングルモルトです。
地域と造りの特徴
津貫蒸溜所は、盆地特有の寒暖差と蔵多山(くらたやま)山系の清らかな湧水という恵まれた環境にあります。この気候風土が、原酒に豊かな表現力を与えています。
本作「2026 エディション」は、複数の樽で熟成したモルト原酒をヴァッティング(複数原酒のブレンド)したもので、主に バーボンバレルとシェリーカスク をベースに構成されています。これらの樽の個性が調和し、奥行きのある味わいを生み出します。
テイスティングノート
色合い(カラー)
赤みを帯びた深い琥珀色は、樽熟成由来のリッチな色調を感じさせます。
香り
やわらかで明るい香り立ち。チーズケーキやオランジェットを思わせるふくよかな甘いアロマが広がり、白い煙を纏ったようなやさしいニュアンスも感じられます。
味わい
ジューシーな梨のコンポートのような果実味が口中で開き、アーモンドチョコレートの香ばしさが心地よく重なります。バーボンバレルとシェリーカスク双方の影響が程よく溶け合った味わいです。
余韻
明るく果実の印象を残しつつ、フルボディでコク深い味わいが長く続きます。全体として厚みがありながらもスムースな後味が特徴です。
津貫蒸溜所の背景と魅力
津貫蒸溜所は、本坊酒造が焼酎造りの伝統を築いた地に設立されたウイスキー蒸溜所で、温暖な気候・清冽な水・豊かな自然環境を活かしたウイスキー造りに取り組んでいます。
ジャパニーズウイスキーの人気が世界的に高まる中、「津貫」ブランドは評価も高く、過去のエディションや同系列の蒸溜所製品が各種コンペティションで受賞歴を持つなど、品質の高さが伺えます。
さまざまなシーンで楽しめる一本
「シングルモルト津貫 2026 エディション」は、ストレートやロックはもちろん、少量の加水でより柔らかい果実味を引き出す楽しみ方もおすすめです。また、豊かな香味はソーダ割りでも心地よく広がります。
自然の恵みと樽の個性が見事に溶け合った2026年版の「津貫」。果実味と樽由来の香りが織り成す奥深い味わいを、ぜひじっくり味わってみてください。