このボトルの後熟に使用したのは、ポイヤック南部に位置するメドック格付1級シャトーの樽。シェリーホグスヘッド樽原酒を1stフィルの赤ワイン樽で18ヶ月以上フィニッシュしました。 熟成年数は14年で、ノンチルフィルタード、ナチュラルカラーで327本のみボトリング。
【テイスティングコメント】
フレッシュな赤いブドウの香り、そこにドライレザー(革)、イチゴ、クランベリーなどの冬のベリー。味わいはリンゴ、ザクロ、洋ナシといったウィンターフルーツ、タバコの葉、ブラックカラント、そしてモルティングフロアの麦芽のイメージ。余韻はやや短めで、フルーティーでドライ、魅力的な麦芽の印象とやさしいオーク。
ワインカスクフィニッシュシリーズ
同一蒸溜所のウイスキーを異なるワイン樽で後熟させたシリーズで、ブレアアソール蒸溜所のシェリーホグスヘッド樽原酒を使用。フィニッシュはボルドー五大シャトーから赤ワイン樽2種類、マルサラワイン樽、トウニーポートワイン樽の4種を調達し、全て14年熟成でのボトリングとなっています。
ザ・ゴールドフィンチ
マッカラン、ハイランドパーク、グレンロセスなどのブランドでキャリアを積んだアンドリュー・マクドナルド・ベネットが立ち上げたインディペンデントボトラーで、彼はチャールズ国王の『メイ セレクション』のキュレーターでもあります。ロス・マクドナルド・ベネットの持つワイン業界へのコネクションで調達した良質な樽でのフィニッシュが特徴。ブランド名のゴールドフィンチはキリスト教圏でシンボリックな意味を持つ、美しい色合いの羽をもつ小鳥のこと。この鳥は、夏にスコットランドで国花であるアザミをついばんで巣を作り、冬は遠くスペイン南部にまで渡ってシェリーボデガの近くで過ごします。
ザ ゴールドフィンチ ブレアアソール 14年 サウスポイヤック
700ml
52度
