【キングスバリー ゴールド】グレンバーギー 2015 8年|シェリー樽が生み出す濃厚な果実味とスペイサイドモルトの魅力
スペイサイドモルトの中でも、世界的人気ブレンデッドウイスキー「バランタイン」の中核を担う蒸留所として知られるグレンバーギー。その貴重な原酒を、名門インディペンデントボトラー「キングスバリー」が厳選しボトリングしたのが「グレンバーギー 2015 8年 キングスバリー ゴールド」です。
1stフィル・オロロソシェリー樽で熟成された原酒を、加水を行わないカスクストレングスで瓶詰め。若い熟成年数ながらも、濃厚なシェリーの甘みとグレンバーギーらしい華やかな果実香が見事に融合した一本となっています。
今回は、この魅力あふれる限定シングルモルトについて詳しくご紹介します。
グレンバーギー蒸留所とは?
グレンバーギー蒸留所はスペイサイド地方に位置し、長年にわたりブレンデッドスコッチ「バランタイン」のキーモルトを供給してきた蒸留所です。
一般的な知名度は決して高くありませんが、ウイスキー愛好家の間では「知る人ぞ知る優良蒸留所」として高く評価されています。
グレンバーギー最大の特徴は、華やかでフルーティーな酒質です。
青りんごや洋梨を思わせる爽やかな果実香、蜂蜜のような甘さ、なめらかな口当たりが特徴で、シェリー樽との相性も非常に優れています。
近年はオフィシャルボトルも増えていますが、依然としてシングルモルトとしての流通量は少なく、ボトラーズリリースは貴重な存在となっています。
キングスバリー ゴールドシリーズとは?
キングスバリーは1989年創業のインディペンデントボトラーです。
ウイスキー本来の個性を最大限に引き出すことを理念としており、冷却ろ過を行わない「ノンチルフィルタード」や、単一樽から瓶詰めする「シングルカスク」の先駆者的存在として知られています。
その中でも「キングスバリー ゴールド」は同社を代表するハイエンドシリーズです。
厳選された優良樽のみが選ばれ、ラベルデザインも高級感あふれる仕上がりとなっています。
長年にわたり世界中のウイスキーファンから支持されており、リリースのたびに高い注目を集めています。
グレンバーギー 2015 8年 キングスバリー ゴールドの特徴
今回のボトルは2015年蒸留、8年熟成。
熟成には1stフィル・オロロソシェリー樽が使用されています。
1stフィルとは、シェリー酒の熟成後に初めてウイスキー熟成へ使用される樽のことで、シェリー由来の風味が特に強く現れるのが特徴です。
アルコール度数は59.5%。
加水を行わないカスクストレングスでボトリングされているため、原酒本来の力強さをダイレクトに楽しむことができます。
若い熟成年数ながら、濃厚なシェリー樽の個性によって非常に満足感の高い味わいに仕上がっています。
テイスティングノート
香り
グラスに注ぐと、甘いシェリーのアロマが豊かに広がります。
レーズンやドライフルーツ、オレンジピール、バニラの甘い香りに加え、モルトの香ばしさが感じられます。
さらにフローラルなニュアンスや紅茶を思わせる上品な香りが重なり、非常に複雑な印象です。
味わい
口に含むと濃厚なシェリーの甘みが広がります。
熟した果実、キャラメル、麦芽の旨味が次々と現れ、そこへブラックペッパーのようなスパイス感がアクセントとして加わります。
高アルコールならではの力強さを持ちながらも、グレンバーギーらしいフルーティーさが全体を上品にまとめています。
フィニッシュ
余韻は長く続きます。
オレンジ、シェリー由来のドライフルーツ、穏やかなスパイス、そして紅茶のような心地よい渋みがゆっくりと消えていきます。
飲み終えた後もグラスから立ち上る香りを楽しみたくなる一本です。
おすすめの飲み方
ストレート
まずはストレートがおすすめです。
シェリー樽由来の濃厚な甘みと複雑な香りを存分に堪能できます。
トワイスアップ
同量の水を加えることでフローラルさや柑橘の香りがより開き、飲みやすさも向上します。
少量加水
数滴の加水でも香りの変化を楽しめます。
カスクストレングスならではの醍醐味をぜひ体験してみてください。
まとめ
「グレンバーギー 2015 8年 キングスバリー ゴールド」は、グレンバーギーの華やかでフルーティーな酒質と、1stフィル・オロロソシェリー樽の濃厚な個性が見事に融合したシングルモルトです。
若い熟成年数ながら完成度は非常に高く、カスクストレングスならではの力強さと複雑さを存分に楽しめます。
バランタインのキーモルトとして知られるグレンバーギーの魅力をダイレクトに味わいたい方はもちろん、シェリー樽熟成ウイスキーが好きな方にもおすすめの一本です。
数量限定のボトリングとなるため、気になる方は早めの確保をおすすめします。
