自然の恵みと夢を詰め込んだ“はじまりの一滴”
「九州の屋根」と呼ばれるくじゅう連山。
その雄大な山々の麓に広がる久住の地で、2021年に誕生した久住蒸溜所が、ついにその第一歩を刻むシングルモルトをリリースしました。
ブランド名は、その名も 「久住 THE FIRST」。
ここには、創業の夢と情熱、そして地域の自然と共に歩んだ年月の結晶が詰まっています。
蒸溜所の風土が生む、個性あるウイスキー
くじゅう連山の伏流水と豊かな自然に育まれて
久住の地には、清らかな水、澄んだ空気、そしてウイスキーの熟成に理想的な寒暖差が広がっています。
こうした環境の中で造られる原酒は、若いながらもクリーンで芯のある力強さと、久住ならではのフルーティで複雑な香味を兼ね備えています。
今作「THE FIRST」は、久住蒸溜所の原酒が持つポテンシャルを最大限に表現するために、カスクストレングスでボトリング。
加水を行わないことで、樽出しそのままのダイレクトな個性をお楽しみいただけます。
ブレンド構成:初リリースに込めた挑戦
ベース:バーボンバレル原酒
アクセント:リフィルカスク、シェリーカスク由来の豊かな香味
ボトリング:カスクストレングス(加水なし)
このバランス設計により、完熟へと向かう緑のフルーツの香り、厚みのあるモルトの甘み、そしてほどよい酸味が調和。
久住の地で生まれたウイスキーの“原点”とも言える味わいを描き出しています。
テイスティングノート
Color:やや深みのあるゴールド
Nose:熟しかけの青りんごや洋ナシ、紅茶、柑橘の皮、草原にそよぐ風、新品の木の香り
Palate:モルトの厚みとジューシーな果実感。熟したキウイやレモンピール、メレンゲパイの甘みとほのかな酸味
Finish:オイリーな舌触りの中に、甘酸のバランスが心地よく持続する余韻
“はじまりの証”を、いま味わう価値
「久住 THE FIRST」は、単なる記念ボトルではありません。
それは、地域に根ざし、風土と共に歩む蒸溜所が放つ挑戦の証であり、これからの久住ウイスキーを占う、重要な意味を持つファーストリリース。
若い原酒ながらも、自然由来の複雑さと優しさを兼ね備えた仕上がりは、今後への期待を大いに膨らませてくれる1本です。
ウイスキーラバーはもちろん、クラフトウイスキーの新たな潮流を感じたい方にも、ぜひ味わっていただきたい逸品。
今だけしか手に入らない“久住ウイスキーの原点”、手にするならいまです。