スコットランド・スペイサイドの名門蒸留所が贈る、「アベラワー 10年 フォレスト リザーヴ」。
伝統的なバーボン樽とシェリー樽で熟成されたモルト原酒を、さらにフランス・リムーザン地方のオーク樽で後熟(フィニッシュ)することで、香り高く、重層的な味わいを実現した一本です。
このリムーザンオーク樽は、本来コニャックや高級ブランデーの熟成に用いられるもので、緻密な木目と豊富なタンニンを含むことで知られています。アベラワーが誇るリッチな原酒に、リムーザン由来の繊細なスパイス感と豊かなフルーツフレーバーを重ね、他にはない仕上がりを創出しました。
名称に込められた想い:「フォレスト・リザーヴ」
このボトル名は、単なる熟成法を超えた意味を持ちます。「フォレスト・リザーヴ」とは、アベラワー蒸留所が取り組むスペイサイドの森林保護活動にちなんだもの。美しい自然と共存し、ウイスキーの未来を守るという信念が込められた、サステナブルな思想を体現した限定リリースです。
テイスティングノート
香り:フレッシュなオークの香りに、レモンブロッサム、オレンジピール、ストロベリージャムといった華やかなフルーツ感が広がる。ほのかにバニラポッドやドライハーブの温かみが漂い、複雑ながらも心地よい。
味わい:タフィーの甘さが最初に広がり、ふくよかなレーズンと熟したベリー、そしてリムーザン樽由来のビターなスパイスが味を引き締める。全体を包み込むようなバニラとウッドスパイスの余韻が長く続く。
フィニッシュ:ミディアムロングで、ほんのりとしたタンニンの渋みと果実の甘さが絶妙なバランス。穏やかな余韻が静かに消えていく。
アベラワー蒸留所について
1826年、ジェームズ・ゴードンとピーター・ウェアの手により誕生したアベラワー蒸留所。スペイ川支流ラワー川沿い、ベンリネス山の麓に位置するこの蒸留所は、花崗岩とピートに濾過された極めて清らかな水源を使用することで知られています。
1974年にはフランスの名門「ペルノ・リカール社」の傘下に入り、グローバルなブランドへと成長。現在はヴィクトリア朝様式の歴史的建造物に、最新の設備を兼ね備え、伝統と革新が融合するウイスキー造りを続けています。
アベラワー10年 フォレスト・リザーヴは、まさにその精神の結晶。自然との共生をテーマに、リムーザンオークという異国のエッセンスを纏った特別なアベラワーを、ぜひお楽しみください。
クラシックなスペイサイドモルトに、新たな風を吹き込む逸品です🥃✨