シーバスリーガル 13年 エクストラ アイリッシュカスク ― アイリッシュの風を纏った、革新のブレンデッドスコッチ ―

シーバスリーガル 13年 エクストラ アイリッシュカスク ― アイリッシュの風を纏った、革新のブレンデッドスコッチ ―

スコットランドからの“13”の物語

2020年に登場した「シーバス エクストラ 13 コレクション」は、シーバスリーガルにとって新たな挑戦の象徴。名前の由来は、創業の地スコットランド・アバディーンにある「13 King Street」。この住所がシーバスブラザーズの物語の原点であり、13年という熟成年数がそこに敬意を表す数字として採用されました。
その中でも注目を集めるのが、「エクストラ 13年 アイリッシュウイスキーカスク」。アイリッシュウイスキーの熟成に使われた樽で追加熟成された、シーバス史上初の意欲作です。スコッチとアイリッシュという二つの伝統が融合したその味わいは、まさに“越境するクラシック”。ウイスキー好きはもちろん、ギフトとしても話題になること間違いありません。

テイスティングノート

香り:ほのかにスパイシーで、赤リンゴやソーダのような爽やかなフルーティーアロマ
味わい:ハチミツを思わせる優しい甘さが口の中にふわりと広がる
フィニッシュ:なめらかでまろやかな余韻、バランスよく軽やか

アイリッシュカスクがもたらす、新しい調和

通常のスコッチウイスキーは、バーボン樽やシェリー樽などで熟成されるのが一般的。しかしこの「13年 エクストラ」は、あえてアイリッシュウイスキーに使われていた樽を採用。これにより、アイリッシュ由来の繊細でフルーティーなニュアンスがスコッチに移り、今までにないやわらかな個性が生まれました。
伝統を重んじながらも、型にはまらないブレンドに挑戦する。シーバスの持つ“王道”のイメージを良い意味で裏切る、現代的なアプローチがここにあります。

歴史と革新の融合――それがシーバスリーガル

1801年創業のシーバスリーガルは、スコットランド・ストラスアイラ蒸溜所を基盤に、ブレンデッドウイスキーの世界にその名を刻んできました。1786年創業のこの蒸溜所は、スコットランドで最も歴史ある現存蒸溜所のひとつであり、そこで造られるモルト原酒は、シーバスリーガルのやわらかな口当たりと深い香りの核を担っています。
原料は大麦、水、酵母の3つのみ。しかし、そこに加わるのは、経験・感性・探求心。数え切れない試行錯誤の果てに、ブレンダーたちは完璧なバランスを見出していくのです。
現マスターブレンダー、サンディ・ヒスロップ氏の手腕も、この「エクストラ13年」に存分に活かされています。まさに“アートとしてのブレンド”の真髄が、ここに表現されています。

まるでストリートアートのように大胆に

印象的なボトルデザインは、アメリカのストリートアーティストGreg Gossel(グレッグ・ゴッセル)によるもの。ポップでアーバンな彩色が施されたラベルは、クラシカルなウイスキーボトルとは一線を画し、現代的な遊び心を演出します。ウイスキーとしての完成度はもちろん、贈り物としての華やかさも兼ね備えた、唯一無二のデザインです。

あなたの一杯に、アイリッシュの風を

シーバスリーガル 13年 エクストラ アイリッシュウイスキーカスクは、スコッチとアイリッシュの“異文化ブレンド”が生み出した、まさに次世代のウイスキー。フルーティーで軽やか、それでいて奥行きも感じられる味わいは、日常にも、特別な日にもぴったりです。
ウイスキーの歴史を感じながらも、新しさを楽しみたい。そんなすべてのウイスキーファンに、この1本をおすすめします。気軽に、しかし印象深く――あなたのグラスに、もうひとつの物語を注いでみてはいかがでしょうか🥃✨





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