屋久島の自然が育てた、みずみずしいジャパニーズブレンデッドモルト
2026年発売の「マルス ザ ワイエー ナンバーファイブ(MARS The Y.A. #05)」は、本坊酒造が手掛ける屋久島熟成のジャパニーズウイスキーです。
世界自然遺産の島として知られる屋久島。急峻な山々、豊かな水、温暖な気候、そして海から吹き込む潮風に包まれたこの島は、日本の中でも非常に個性的な自然環境を持つ場所です。
「MARS The Y.A.」は、マルス駒ヶ岳蒸溜所とマルス津貫蒸溜所で生まれたモルト原酒を、屋久島にある「マルス屋久島エージングセラー」で熟成させたシリーズ。蒸留地とは異なる南国の環境で眠らせることで、原酒に独自の表情を与えています。
バーボンバレル原酒を中心に構成された#05
今回の「#05」は、バーボンバレルで熟成されたモルト原酒を中心にヴァッティングされたブレンデッドモルトです。
グラスに注ぐと、まず感じられるのは甘くやわらかな香り。バーボンバレル由来のバニラや穏やかな樽香に、ほんのり白煙を思わせるスモーキーなニュアンスが重なります。
口に含むと、南国の果実を思わせるフルーティーさと、屋久島らしいみずみずしさが広がります。強すぎる主張ではなく、清らかな水を感じさせる透明感のある味わい。その奥に、海に囲まれた島ならではの穏やかな塩味がそっと寄り添います。
余韻はフルーティーで軽やか。甘み、潮気、やさしいスモークが心地よく続き、屋久島の自然を思わせる爽やかな印象を残します。
「水の島」屋久島で熟成される特別な意味
屋久島は「1ヵ月に35日雨が降る」とも言われるほど雨量が豊富な島です。山々に降り注いだ雨は清らかな水を育み、島全体に潤いをもたらします。
さらに平地部の年間平均気温は約20℃と温暖。マルス屋久島エージングセラーの東側には隆起サンゴ礁が広がる海岸があり、そこから届く潮風も熟成環境に影響を与えます。
冷涼な長野・駒ヶ岳、盆地気候の鹿児島・津貫とはまったく異なる屋久島の環境。その中で原酒が眠ることで、樽熟成に独自の変化が生まれます。
「MARS The Y.A. #05」は、単なるブレンデッドモルトではなく、蒸留地と熟成地の個性が重なり合った1本。日本の風土を活かしたウイスキー造りの魅力を、しっかりと感じられる仕上がりです。
マルス駒ヶ岳蒸溜所と津貫蒸溜所の原酒
本坊酒造のウイスキー造りを語るうえで欠かせないのが、長野県宮田村にあるマルス駒ヶ岳蒸溜所と、鹿児島県南さつま市にあるマルス津貫蒸溜所です。
マルス駒ヶ岳蒸溜所は、中央アルプス駒ヶ岳の麓に位置する蒸溜所。冷涼で澄んだ空気に恵まれた環境の中で、繊細で上品なモルト原酒を生み出しています。1985年に設立され、一時休止を経て2011年に再開。2024年3月には「マルス駒ヶ岳蒸溜所」へ名称変更されました。
一方の津貫蒸溜所は、本坊酒造創業の地にある蒸溜所。南薩摩の自然と気候を背景に、力強さと深みを持つ原酒を造り出しています。
この2つの蒸溜所のモルト原酒を屋久島で熟成させることで、駒ヶ岳の清冽さ、津貫の厚み、そして屋久島の南国らしい熟成感がひとつに溶け合います。
おすすめの飲み方
「MARS The Y.A. #05」は、まずストレートで味わいたい1本です。甘い香り、穏やかな白煙、フルーティーな余韻、そして屋久島らしい塩味をじっくり感じることができます。
少量の加水をすると、香りがやわらかく開き、果実感やみずみずしさがより引き立ちます。ハイボールにすれば、潮風を思わせる爽やかさと軽やかな甘みが際立ち、食中酒としても楽しめます。
特に相性が良いのは、白身魚のカルパッチョ、塩焼きの魚介、鶏肉のグリル、チーズ、ナッツなど。穏やかな塩味を持つウイスキーなので、素材の旨みを活かした料理と好相性です。
屋久島の風土を映した、特別なジャパニーズウイスキー
マルス ザ ワイエー ナンバーファイブは、屋久島という特別な土地の魅力をウイスキーで表現した、個性豊かなブレンデッドモルトです。
バーボンバレル由来の甘さ、ほんのり漂う白煙、南国を思わせるフルーティーさ、そして海に囲まれた島ならではの穏やかな塩味。どれかひとつが突出するのではなく、全体が美しく調和した味わいです。
日本の自然、蒸溜所の個性、熟成環境の違いを楽しみたい方にとって、非常に魅力的な1本。マルスウイスキーの新たな表情を感じられる、2026年注目のジャパニーズウイスキーです。
ウイスキー 49度
MARS The Y.A. #05 マルス ザ ワイエー ナンバーファイブ 700ml 1本 正規 箱入 |