ヘレンとエリザベス──ふたりの“反骨の女性”に捧ぐウイスキー
スコットランド・スペイサイドの名門蒸留所「カーデュ」が、創業200周年を記念してリリースした特別なシングルモルト──それが「カーデュ 12年 200周年記念ボトル」です。
このウイスキーは、同蒸留所にとって初めての“赤ワイン樽熟成”を取り入れた革新的なボトルでありながら、カーデュ本来の優雅な味わいを忠実に保っています。
本ボトルは、創業者ヘレン・カミングと、その志を継いだエリザベス・カミングというふたりの女性にインスピレーションを得て開発されました。蒸留が違法とされていた時代、赤い旗を掲げて近隣住民に密造酒の存在を知らせたという伝説は、まさに彼女たちの大胆さと誇りを象徴するものです。
味わいに宿る“革新と伝統”
「カーデュ 12年 200周年記念ボトル」は、カーデュの持つクラシックなスペイサイドスタイルを守りつつも、ワイン樽由来の赤い果実のアロマや深みのある味わいが新たな表情をもたらします。
香り： フレッシュなベリー、カシス、焼きリンゴ。さらに粉砂糖やダークチョコレート、トフィーへと変化していく多層的なアロマ。
味わい： 力強い甘さをベースに、赤いベリーとシナモンスパイス、デメララシュガー、ダークチョコレートが一体となって広がります。オークのスパイスとバニラが余韻を支え、非常にシルキーで温かみのあるフィニッシュを演出。
外観： 赤と金のコントラストが美しい特別パッケージ。赤い旗を掲げるヘレン・カミングの姿が描かれ、物語性あふれるデザインです。
歴史ある蒸留所「カーデュ」とは
「カーデュ蒸留所」は、ジョニーウォーカーの風味の中核を担うモルトとして知られ、1885年に現在の地へ移転して以来、スペイサイドの中でも優雅でバランスの取れたウイスキーを造り続けてきました。
名前の由来はゲール語の「黒い岩（Cardhu）」。スペイ川中流のマノックヒルの丘の上に位置する蒸留所では、創業当初から女性たちがその歴史を支えてきました。蒸留所を守り抜き、時代を切り拓いたカミング家の女性たちの勇気は、今もその味わいに刻まれています。
記念すべき1本として贈りたい
この200周年記念ボトルは、ただのアニバーサリーモデルではありません。カーデュの革新の象徴であり、創業者たちのスピリットを現代に受け継いだ1本です。
滑らかで上品な味わいは、ストレートはもちろん、少し加水しても香りが美しく広がります。
200年の歴史を祝い、次の時代へ──
この特別なカーデュ 12年は、今しか手に入らない限定ボトル。
ぜひ、記念日やギフトとしても、あなた自身のウイスキーコレクションとしても、手に取って味わっていただきたい逸品です🥃✨
