アイル オブ ラッセイ蒸溜所とは
ラッセイ島は、スカイ島と本島の間にある人口161名の小さな島です。古くはジャコバイトのボニー・プリンス・チャーリーが逃げのびた地として知られ、20世紀には鉄鉱山もありましたが、今はスコットランドらしいのどかな自然の広がる島です。
2017年、アラスデア・デイ氏が共同経営者とともに、この島に「アイル オブ ラッセイ蒸溜所」を設立しました。すでに曽祖父の残したレシピを基にブレンデッドウイスキーブランドを復刻していたデイ氏は、ブレンダーならではのウイスキーづくりを実践しています。
スコットランドではめずらしい硬水を仕込み水に使い、蒸留器はフリッリ社のオーダーメイド。クリアで雑味の少ないニューポットにするため、後留(テール)を大胆にカット。熟成には上質な3種の樽を使い、奥行きのある複雑なウイスキーに仕上げています。
昨年「スコッティッシュウイスキーアワード2022」にて、最高賞「スコティッシュ・ウイスキー・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー」と「ツーリズム・デスティネーション・オブ・ザ・イヤー」を同時受賞し、現代最高の蒸溜所のひとつと言えるほどの評価を得ています。
アイル・オブ・ラッセイ蒸溜所の2つ目の定番ウイスキー「ダンカナ」が登場しました。これはピーテッド原酒55%、ノンピート原酒45%の割合でヴァッティングされたライトピートスタイルで、まずウッドフォードリザーブ蒸溜所から調達した1stフィルライウイスキ—樽で熟成した後、125Lサイズの1stフィルシェリークウォーターカスク移し替えて6ヶ月フィニッシュしています。シェリー樽はオロロソシェリーとPXシェリーを同量ずつ使用。熟成年数は3年11ヶ月〜4年10ヶ月、アルコール度数52%のハイストレングスでボトリングしました。名前の由来はラッセイ島で最も標高が高く上部が平らな山、ダンカーン山から。
すでに世界的に高い評価を獲得しており80ヶ国から2,000以上のエントリーがあった「ロンドン・スピリッツ・コンペティション2024」にて97ポイントでゴールドメダル獲得。これはウイスキーカテゴリー最高評価で3つの特別賞も同時に受賞、アメリカの経済誌『Forbes』でも紹介されました!
アイル オブ ラッセイ ダンカナ シェリークウォーターカスク
700ml
52度