世界自然遺産・屋久島の風土が育てた、特別なモルトウイスキー
2025年に発売された「MARS The Y.A. #04(ザ ワイエー ナンバーフォー)」は、本坊酒造が誇る信州・駒ヶ岳および津貫で蒸留されたモルト原酒を、屋久島の大自然の中で熟成させたブレンデッドモルトウイスキーです。
このシリーズは、「日本の風土がウイスキーに与える影響」をテーマに掲げており、特に屋久島の持つ温暖多湿な気候、豊富な雨量、潮風、苔むした森の環境が、原酒に唯一無二のニュアンスを与えています。
#04の特徴 – 南国の果実と苔、ピートの重なり
「MARS The Y.A. #04」は、バーボンバレル熟成のモルト原酒を主体に構成された1本。
そこに感じられるのは、屋久島の森を覆う苔のようなアーシーさ、ほのかなピートの香り、そして南国らしいトロピカルフルーツの甘やかさ。
複雑で奥深く、なおかつ長い余韻が続く、屋久島の表情を映し出す味わいです。
テイスティングイメージ
香り:苔むした森、バニラ、黄色いフルーツ(パイナップルやマンゴー)、潮風を感じる軽やかさ
味わい:バーボンバレル由来の甘やかなオーク、ピートのスモーキーさ、フルーティーな酸味とコク
フィニッシュ:ややビターで長く、森の湿った土やドライフルーツのような余韻が印象的
屋久島の自然が育む熟成の個性
「1ヵ月に35日雨が降る」といわれる雨量
年間平均気温約20℃の温暖な気候
隆起サンゴ礁の海岸から届く穏やかな潮風
このような屋久島ならではの環境で、駒ヶ岳・津貫の原酒たちは新たな命を吹き込まれます。熟成を早め、フレーバーに丸みと厚みを持たせると同時に、自然の恵みをそのまま閉じ込めたかのようなウイスキーに仕上がります。
まとめ
「MARS The Y.A. #04」は、ジャパニーズウイスキーの新たな可能性を提示する、屋久島育ちの特別なモルトです。
バーボンバレルによる熟成をベースに、森と潮風、そしてトロピカルな果実感が複雑に調和。
日本のテロワールを味わいたい方、自然派のモルトファンにぜひ手に取っていただきたい1本です。
屋久島が生んだ、もうひとつの自然の奇跡。
この特別なウイスキーとともに、心地よい余韻の旅をお楽しみください🥃✨