カティサーク プロヒビション 禁酒法の名を冠した、力強きミキサブル・ウイスキー

カティサーク プロヒビション 禁酒法の名を冠した、力強きミキサブル・ウイスキー

“禁酒法”という名の挑戦。アルコール50%の個性派スコッチ

「カティサーク プロヒビション」は、アメリカでの禁酒法廃止から80年を記念し、2013年に誕生した限定スコッチウイスキーです。
アルコール度数は50%と高めでありながら、カティサークらしい**軽快さとミキサビリティ(カクテルとの相性)を損なうことなく、複雑で豊かな香味を楽しめるのが特徴です。
熟練のブレンダーが選び抜いた高品質のモルトとグレーンウイスキーを伝統的製法でブレンドし、熟した柑橘や蜂蜜、バニラといった甘く芳醇な香りに、ほのかなスパイスが寄り添う、洗練された味わいを表現。ストレートでも、カクテルでも、その実力は存分に発揮されます。

テイスティングノート

香り:熟した柑橘、蜂蜜、バニラ、かすかなナツメグとスパイス
味わい:ドライで芯のある味わいの中に、力強くも柔らかな甘みが広がる
フィニッシュ:スパイシーでありながら軽やか、バランスの取れた長い余韻

伝説の快速帆船「カティサーク号」とともに歩んだブランドの軌跡

「カティサーク」という名は、1869年にスコットランドで建造されたティークリッパー(快速帆船)に由来しています。
この船はかつて、紅茶を中国からロンドンまで約100日で運び、のちにはウールクリッパーとして活躍。1922年に再びイギリスの手に戻り、今なおロンドン・グリニッジでその姿をとどめています。
その帆船の名を冠する「カティサーク」は、1923年、ロンドンの王室御用達酒類商によって生まれたスコッチウイスキー。スコットランド産の原酒をベースに、洗練された味わいを求めて誕生しました。
当時は禁酒法下のアメリカへの輸出を視野に入れ、“ミキサブルなウイスキー”として高く評価され、カクテル文化が花開いたスピークイージーの時代を象徴する存在となりました。

カティサーク プロヒビションの魅力

アルコール度数50%の力強さ
熟した果実の甘みとスパイスが織りなす奥深い香味
クラシックカクテルとの相性も抜群なミキサブル設計
カクテルのフロントランナーとして、禁酒法の時代を駆け抜けた「カティサーク」が、そのスピリットを現代に蘇らせたのがこの“プロヒビション”です。

歴史とともに生きるウイスキー

現在、「カティサーク号」はロンドン・グリニッジの王立博物館の一部として公開されており、その姿を今も見ることができます。
「カティサーク」ブランドを所有するラ・マルティニケーズ社は、この歴史的帆船の保全活動にも積極的に取り組んでおり、ウイスキーと歴史の融合を体現しています。

まとめ

「カティサーク プロヒビション」は、力強さと軽やかさを兼ね備えた、禁酒法の時代にインスパイアされたウイスキー。
歴史あるブランドと伝説の帆船、そして自由の象徴としての“プロヒビション”という名が融合した1本です。
ストレートでもロックでも、そしてハイボールやクラシックカクテルでも――
さまざまなスタイルで楽しめる、まさに“BEST MIXED SINCE 1923”の名にふさわしいウイスキーです🚢🥃✨





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