ヴァイキングの心を受け継ぐ、ハイランドパークの新たな挑戦
「ハイランドパーク 15年 ヴァイキング・ハート」は、スコットランド・オークニー諸島で生まれたクラフトスピリットと、ヴァイキングの自由で誇り高き精神を融合させたシングルモルト。
厳選されたファーストフィルのヨーロピアンオーク・シェリー樽とアメリカンオーク・シェリー樽を贅沢に使用し、ドライでスパイシーな骨格に、バニラやクレームブリュレの優雅な香りを加えています。さらにハイランドパークのDNAであるリフィルカスクでフィニッシュすることで、絶妙なバランスを実現しました。
セラミック製のリサイクル可能なボトルは、環境への配慮とクラフトマンシップを両立させた意欲作。まさに“ヴァイキングの心”を感じさせる逸品です。
テイスティングノート
色:明るく透き通ったゴールド
香り:焦がしシナモン、オークニー由来の滑らかなヘザーピートのスモーク
味わい:暖かなバニラ、真夏のレモン、フレッシュなパイナップル、芳醇なヘザーハニー
フィニッシュ:複雑でやわらかなピート香とアロマティックな余韻
香り・味わい・余韻すべてにおいて、ハイランドパークならではの多層的な魅力が広がります。
ハイランドパーク蒸溜所とオークニーの物語
ハイランドパーク蒸溜所の創業は1798年。地元の教会の牧師でありながら密造者でもあったマグナス・ユンソンが、説教壇の下にウイスキーボトルを隠していたという逸話から始まります。
200年以上経った今も、「自分たちのやり方を貫く」というマグナスの精神は蒸溜所の哲学として息づいており、ヘザーで燻されたピートを使用するなど、伝統と革新の融合がウイスキー造りに反映されています。
オークニー島が育む唯一無二の個性
ハイランドパークの味わいを特徴づけるのが、オークニー島の過酷かつ美しい自然です。
強い海風により木々が育たないこの地では、夏になると島全体が紫色のヘザーに彩られます。
このヘザーが何千年もかけて堆積し形成される「ピート」が、ハイランドパーク独自の甘くアロマティックなスモーキーさを生み出しているのです。
また、熟成に使用される最上級のシェリー樽は、ウイスキーの味わいの約60%を、色味には100%の影響を与えるとされ、蒸溜所ではその品質を徹底的に管理。新パッケージには木目のデザインが施されており、樽へのこだわりを象徴しています。
まとめ
「ハイランドパーク 15年 ヴァイキング・ハート」は、オークニーの風土とスピリット、そして伝統を受け継ぐクラフトマンシップの結晶。
華やかなフルーツとスパイス、そしてやわらかなピートが織りなす、複雑で美しい味わいのハーモニーを体験させてくれます。
環境への配慮を込めたセラミックボトルも、今の時代にふさわしい選択。
スモーキーかつエレガントなハイランドパークの世界を、ぜひこの15年熟成で味わってみてください。