こんにちは、酒宝庫MASHIMO編集部です!🍶
今回は、兵庫県・香住鶴から届いた、伝統と革新が融合した特別な一本をご紹介します。
その名も「香住鶴 山廃 純米原酒 瞬時火入冷却方式乃酒」✨
「瞬時火入冷却方式」という聞き慣れない言葉に、思わず心が躍ります。従来は約1日かかっていた火入れ冷却工程を、なんと約1秒で完了させるという驚きの技術革新。山廃仕込みの深みと、生酒のようなフレッシュ感を両立した、まさに蔵元限定の貴重な味わいです🥂
🍶 香住鶴とは?――伝統に挑み続ける蔵の歩み
兵庫県香美町にある香住鶴は、江戸時代から続く伝統技法を大切に守り続ける、希少な酒蔵です。
日本酒造りの源流ともいえる「生酛(きもと)」は、江戸時代に確立された伝統技法。その後、明治42年(1909年)には「山廃酛(やまはいもと)」が、翌年には「速醸酛(そくじょうもと)」が開発されました。
現代では、短期間で効率よく仕込める速醸酛が主流となっていますが、香住鶴はあえて手間と時間のかかる伝統的な酒母づくりにこだわり続けています。
✨ 昭和42年、山廃酛復活への決断
転機となったのは、昭和42年(1967年)頃。
八代目・福本幹夫が、杜氏・石津六郎(昭和55年度「現代の名工」受賞)とともに、「山廃酛」の復活に踏み切ります。
「旨みがあり、まろやかで喉越しが良く、料理を引き立てる酒を造りたい」
その思いからの決断でした。当時、同業の蔵元からは「まだ山廃をやっているのか」と驚きの声もありましたが、香住鶴は特級・一級・二級とすべての酒に山廃酛を採用。その徹底した姿勢は異例であり、現在においても希少な取り組みです。
人手も時間もかかる山廃造りは、やがて昭和50年代に入って高く評価され、「香住鶴の二級酒が一番うまい」と地元・但馬の方々に評されるまでになりました🏆
🌾 平成11年、生酛造りへの挑戦
そして平成11年(1999年)、九代目・福本芳夫が次なる挑戦として「生酛造り」へと舵を切ります。
当時としては極めて珍しい取り組みでしたが、生酛系酒母で仕込んだ酒は、1年半〜2年という時間をかけて熟成することで、その真価を発揮します。
手間も時間もかかる――けれど、それでも理想を追い求めたい。
香住鶴は今後も、他にはない個性と旨みを備えた日本酒を届けるため、蔵人一丸となって酒造りに取り組んでいます🍶✨
⚡ 瞬時火入冷却方式とは?――革新技術が生んだ奇跡の味わい
日本酒の製造において「火入れ」は、酵素の働きを止め、品質を安定させるために欠かせない工程です。
従来の火入れ方法では、加熱から冷却まで約1日かかっていました。しかし、香住鶴が新たに導入した「瞬時火入冷却装置」により、火入れ時間が熱交換の原理により、なんと約1秒で完了します⚡
🔬 瞬時冷却がもたらす3つのメリット
- フレッシュ感の保持: 加熱時間が極めて短いため、生酒に近いフレッシュでフルーティーな香りが残ります
- 味わいの劣化防止: 長時間の加熱による香味の劣化を最小限に抑えます
- 品質の安定性: 火入れによる殺菌効果はしっかり確保し、保存性も向上します
つまり、生酒のフレッシュさと、火入れ酒の安定性を両立した、まさに「いいとこ取り」の日本酒なのです🎉
🍶 山廃仕込みが生む深い旨み
山廃酛(やまはいもと)は、「山卸廃止酛」の略称。従来の生酛造りで行われていた「山卸(やまおろし)」という重労働の工程を省略した製法です。
🌿 山廃仕込みの特徴
- 乳酸菌の自然な力: 人工的に乳酸を添加せず、自然界の乳酸菌によって乳酸を生成させます
- 複雑な味わい: 時間をかけて育てた酵母は、深みのある旨みと複雑な香味を生み出します
- まろやかな酸味: 独特のコクと、まろやかな酸味が特徴です
- 熟成能力: 長期熟成にも耐えうる、力強い酒質に仕上がります
香住鶴では、乳酸菌の自然な力を活かし、乳酸を生成させながら酵母を健やかに育てるという、昔ながらの手法にこだわり、一本一本の酒に魂を込めて醸しています🍶
🍽️ おすすめのペアリング
山廃仕込みの深い旨みと、フレッシュな香りが特徴のこのお酒は、幅広い料理との相性が抜群です🥢✨
🐟 魚介類
- 刺身盛り合わせ: 白身魚から赤身まで、幅広い魚介の旨みを引き立てます
- 焼き魚: 塩焼きやみりん干しなど、香ばしい香りとの相性が抜群です
- 寿司: 江戸前寿司はもちろん、地元兵庫のネタとも相性抜群です🍣
🍲 鍋料理・煮物
- おでん: 出汁の旨みと山廃の旨みが調和します
- すき焼き: 甘辛い味付けとまろやかな酸味がマッチします
- 肉じゃが: 家庭料理との相性も良く、日常の食卓を豊かに彩ります
🧀 チーズ・発酵食品
- クリームチーズ: まろやかな酸味とクリーミーな味わいがマッチします
- ウォッシュチーズ: 山廃の複雑な香味が、濃厚なチーズと調和します🧀
- ぬか漬け: 発酵食品同士の相性は言うまでもありません
🌡️ おすすめの温度帯
この「瞬時火入冷却方式」の特徴を最大限に楽しむなら、以下の温度帯がおすすめです:
- 冷酒(10〜15℃): フレッシュでフルーティーな香りを楽しめます。夏場や食前酒としておすすめ🧊
- 常温(20℃前後): 山廃ならではの旨みと複雑な味わいがバランス良く広がります
- ぬる燗(40〜45℃): まろやかな旨みが一層引き立ち、秋冬の季節にぴったりです🍂
🌾 原料へのこだわり――日本酒の品質を決める精米の技
香住鶴では、原料である米に対しても徹底したこだわりを持っています。
日本酒の品質は、米の成分バランスと精米の度合いによって大きく左右されます。特に重要なのは、米の中心部にあるデンプン質。
一方で、外層部に多く含まれるタンパク質や脂肪は、酒の香味や色沢を損なう要因となるため、適切に精米して取り除く必要があります。
どれだけ精米するかは、酒の種類ごとに異なります。香住鶴では、それぞれの酒質に最も適した精米歩合を見極め、米の持つポテンシャルを最大限に引き出す酒造りを行っています🌾✨
💎 こんな方におすすめ
- 山廃仕込みや生酛造りなど、伝統的な酒造りに興味がある方
- 生酒のフレッシュさと火入れ酒の安定感、両方を楽しみたい方
- 兵庫県・但馬地方の地酒を堪能したい方
- 料理とのペアリングを重視する、食中酒として楽しみたい方
- 蔵元限定の希少なお酒を探している方
- 日本酒ギフトとして、特別な一本を贈りたい方🎁
🎁 まとめ――伝統と革新が織りなす、唯一無二の味わい
香住鶴 山廃 純米原酒 瞬時火入冷却方式乃酒は、昭和42年から続く山廃酛へのこだわりと、最新の瞬時火入冷却技術が融合した、まさに「温故知新」を体現する一本です。
江戸時代から続く伝統技法と、現代の技術革新。その両方を大切にしながら、理想の酒を追い求め続ける香住鶴の姿勢は、まさに日本酒造りの真髄と言えるでしょう。
フレッシュでフルーティーな香りと、山廃仕込みならではの深い旨み。この特別な味わいを、ぜひあなたの食卓でお楽しみください🍶✨
蔵元限定の希少な一本を、この機会にぜひお手元に🎁
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※お酒は20歳になってから。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。