イエリング ステーション リトル イエリング ピノ ノワール [2021] 750ml 赤
¥1,950(税込 ¥2,145)
21ポイント還元
商品コード | vc10100141 |
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ヤラ・ヴァレーの遺産を未来へと発展させることが使命
1838年、ヴィクトリア州に初めてブドウが植えられたのがイエリング・ステーションです。1850年代にはスイス人のポール・デ・カステラがこの地を引き継ぎ、本格的なブドウ栽培とワイン醸造をスタート。以降、ヤラ・ヴァレーはワイン産地としても観光地としても発展していきますが、20世紀に入るとフィロキセラの蔓延・経済不況・市場の嗜好の変化などが重なり、ブドウ栽培は急激に衰退、19世紀と同じ牧畜地帯にもどります。再びヤラ・ヴァレーにブドウ栽培が始まるのは1970年代、新しい文化的な需要の高まりとオーストラリアの他の産地での成功に押されてのことでした。
何度となく持ち主が変わった後にラスボーン・ファミリーがイエリング・ステーションを購入したのは1996年。栽培面積を増やすと共に、シャンパーニュのデュヴォー社と共同でスパークリング「ヤラバンク」の開発も始めました。以来、地域の特性を表現する上質ワインを造るために家族経営を堅持すると共に、ワイン産地としての昔のような魅力にあふれるヤラ・ヴァレーを復活させるため、レストランや観光設備などの充実にも努めています。2004年にはロンドン・インターナショナル・ワイン・チャレンジにて「インターナショナル・ワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤー」に輝き、また、2006年にはオーストラリア・ツーリズムの最高アワード「ホール・オブ・フェイム」を獲得しました。
ヤラ・ヴァレーの特徴は、気候風土が多様な要素に影響されるということです。ヤラ・ヴァレーは、その地形や土壌から、標高、斜面の向き、土壌のタイプなど、いろいろな要素が複雑に絡み合います。また、冷涼産地の常として成熟期間が長いため、品種の個性と複雑さを兼ね備えたブドウに恵まれることです。栽培方法は、伝統的な技能に裏打ちされながらも、オーストラリアの最新の知識を取り入れ、産地の個性を表現することが必須です。
ブドウの木のバランス、品種の特性が調和して表現されること、確固としたストラクチャーがあることがキーとなります。高品質のブドウを収穫するため、毎年、量と質のバランスを緻密に管理し、収量を抑えます。灌漑は、品質の均一性と統一を保つため以外は、基本的には行われません。また、年による気候条件の影響が大きいため、ブドウがその年の最良の表現ができるようにするためにも、畑の緻密な管理が必須となります。品種特性の複雑さが統合されたスタイリッシュなワインを造ることが目的です。醸造に使用する樽をフレンチ・オークにこだわるのも、冷涼気候産地ならではです。
スミレ、ラベンダーのアロマに次ぎ、ブラックチェリー、野イチゴ、ジビエなどの野生的なニュアンスにオークのバニラ香が縁取る。ジュージーな果実味に香ばしいスパイスと土っぽさが混じり、滑らかなタンニンが余韻に伴う。
色・タイプ | 赤/ミディアムボディ/辛口 |
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品種 | ピノ・ノワール |
容量 | 750ml |
産地 | オーストラリア |
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