ノイドルフ / トムズ ブロック ピノ ノワール [2020] 750ml・赤
¥3,600(税込 ¥3,960)
39ポイント還元
商品コード | vc10030189 |
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ネルソンのパイオニア
1970年代、北島ハミルトンにあるルアクラ農業リサーチセンターで動物行動学を研究していたティム・フィンは、当時カウンターカルチャーの象徴としてニュージーランドで沸き起こっていたムーブメント「back to the land」に呼応して都市から離れ、自然に囲まれた環境で暮らそうと、妻のジュディと人里離れた場所への移住を考えていました。同時に、ルアクラ農業リサーチセンター近くにブドウ栽培研究所があったことから、ティムはブドウ栽培とワインへの興味を深め、1970年代末、ワインにおいて未開の地であったネルソンにブドウを植える場所を探し、ムーテリー・ヴァレーを見下ろす高台にその地を見つけました。2人はそこに家を建て、ガスや電気などまだ生活環境設備が十分に整っていないところから畑の開墾に取り掛りました。ノイドルフとはドイツ語で「新しい村」を意味します。
ノイドルフは1993年、英国「WINE」誌主催の「世界ベスト・ワイン・テイスティング」シャルドネ部門で優勝し、その名が一躍世界に知れ渡りました。近年ピノ・ノワールの評価も高まり、2009年の英国トム・スティーヴンソン・レポートで「ニュージーランド・ベスト・プロデューサー」に選出、またボブ・キャンベルMWは、2014ムーテリー・シャルドネを「最高のブルゴーニュの白」とコメントして初めて最高点である100点を付け、賞賛したことでも知られます。
2012年にそれまでセントラル・オタゴのフェルトン・ロードとクォーツ・リーフでアシスタント・ワインメーカーとして活躍していたトッド・スティーヴンスが新たにワインメーカーに就任。1980年にヤシの木で建てられたワイナリーの壁は石に取って代わり、最新の低温管理システムを備えた熟成倉庫が増設されましたが、設立当時と変わらない懐かしい風景は今も残されています。
南島北部に位置する人口4万5千人の小さな港湾都市、ネルソン一帯に広がるブドウ畑は、ムーテリー・ヒルズと呼ばれる丘陵地とワイメア・プレインズと呼ばれる平地に大きく分けられます。ムーテリー・ヒルズは、前氷河期に出来た堆石土壌で、古代に河川流域にできた砂や小石が混じる排水性の高い粘土質土壌。ワイメア・プレインズは、それより後に形成された砂利質の沖積土壌です。
小高い丘の連なるアッパー・ムーテリーに位置するノイドルフの自社畑は、古代には河川であった流域が風化した砂利質土壌の深部を浅い砂質ロームの表土と粘土質土壌が覆っています。土壌に一定の保水力があることでブドウは夏の乾燥に耐えられ、ワインには複雑さとしっかりした骨格が備わります。また区画ごとに様々なクローン、台木を組み合わせた密植が行われています。一方、沖積土壌のワイメア・プレインズはより温暖で、ブドウは明るいフルーティーさがあります。
畝の間に雑草やハーブなどを植え、羊などを放牧するなど、ノイドルフの畑ではサスティナブル栽培が行われています。また畑の一部には実験的に牡蠣殻の粉末を撒き、日光の反射を利用してブドウの成長を促しています。ノイドルフは、ニュージーランド・サスティナブル・ヴィティカルチャー・グループの設立メンバーでもあります。
チェリー、プラムの果実に枯れた植物や森林の香りが縁取り、ピノ・ノワールの旨味成分が引き立つ。重々しさがなく、フレッシュな心地よい酸が広く行き渡り、スタイリッシュなまとまりがある。アッパー・ムーテリーにあるノイドルフ・ホーム・ヴィンヤードとフラックスモアー・ヴィンヤードのブドウを使用。
色・タイプ | 赤/ミディアムボディ/辛口 |
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品種 | ピノ・ノワール100% |
容量 | 750ml |
産地 | ニュージーランド |
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